アミロイドPET"gray zone"例の転帰と血液バイオマーカーによる検出可能性

• 研究課題/領域番号: 25K10847
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分52030:精神神経科学関連
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 文 鐘玉 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任准教授 (40348751)
• 研究分担者: 伊東 大介 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任教授 (80286450) ; 色本 涼 東京農工大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (90528788)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 認知症 / アミロイドPET / グレーゾーン / 血液バイオマーカー

研究開始時の研究の概要

本研究では、アミロイドPETのCentiloidスケールにて「gray zone」に該当する人の認知機能やアミロイド蓄積の転帰を調査する。gray zoneはアミロイドPETの視覚読影による陽性判定が不安定あるいは陽性閾値直下の状態を指し、アミロイド蓄積速度が早い可能性が示唆されているが、その転帰はよくわかっていない。本研究によりgray zoneかつアミロイドPET陰性例の短期間でのアミロイドPET陽転が確認されれば、現状の保険制度では治療適応外とされるこれらの方々の治療適応への端緒となる可能性がある。加えて、侵襲の低い血しょうバイオマーカーによるアミロイド蓄積の追跡可能性も検証する。