体内及び細胞内の動態を制御可能なラジオセラノスティクス薬剤の開発

• 研究課題/領域番号: 25K11032
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分52040:放射線科学関連
• 研究機関: 金沢大学
• 研究代表者: 宗兼 将之 金沢大学, 薬学系, 助教 (80804806)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: ラジオセラノスティクス / 体内動態制御 / 細胞内動態制御

研究開始時の研究の概要

本申請研究では、生体内及び細胞内の動態を制御したラジオセラノスティクスプローブの開発を行う。がん組織特異性及びがん組織浸透性の高い抗体フラグメントにアルブミン結合分子を導入することで、血中滞留性・がん組織集積性を改善する（体内動態を制御する）。また、細胞内の低pHや還元状態等の刺激に応答して「DNA標的型放射性標識体」を放出できるプローブ設計を導入することで、がん細胞のDNA特異的に放射性標識体を集積させる（細胞内動態を制御する）。放射性核種として、診断用核種と治療用核種を組合わせることで、核医学診断と核医学治療を効率的に行えるラジオセラノスティクスプローブを開発する。