研究課題
基盤研究(C)
若年発症の炎症性腸疾患である、超早期発症型炎症性腸疾患(Very early onset IBD: VEO-IBD)症例の中に遺伝子異常が認められることが知られているが、次世代シーケンサーを用いた遺伝子解析を用いても、診断に至る症例は決して多くない。しかしながら未診断の症例においても異常をきたすシグナル経路を明らかにすることで診断・治療に役立てることができると想定される。本申請は、mRNA発現解析および免疫組織染色・機能解析と、臨床症状を組み合わせることで治療に直結できる新たな診断分類を作成することを目的とする。