研究課題
基盤研究(C)
ムコ多糖症はGAG代謝に関与するライソゾーム酵素の先天的欠損による疾患群であり、診断にはHS・DS・KSなどの蓄積証明が重要である。GAGは治療指標となるが、国内の尿ウロン酸法は定量性に乏しく課題が多い。LC-MS/MSによる尿GAG定量は実装例がないが.本研究において,申請者はろ紙血分析法を実用化した経験を活かして,LC-MS/MSによる尿GAG分析法の開発と臨床実装に取り組む.本研究は新生児スクリーニングや新規治療の進展に伴い、本研究が大きく貢献出来ると期待される.