ゲノムワイド関連解析に基づいたRSウイルス重症化素因の探索とライフサイクルの解明

• 研究課題/領域番号: 25K11151
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
• 研究機関: 岡山大学
• 研究代表者: 宇田 和宏 岡山大学, 医歯薬学域, 准教授 (70843994)
• 研究分担者: 加藤 大和 香川大学, バイオインフォマティクス解析センター, 特命准教授 (30911937) ; 本田 知之 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (80402676)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: RSウイルス / 小児 / 重症化

研究開始時の研究の概要

RSウイルスは気道感染症を引き起こすウイルスで、特に乳幼児では気管支炎、細気管支炎、肺炎をきたし、入院を要する場合も少なくない。基礎疾患のない同じ年代の乳幼児であっても、感冒として自然軽快する軽症例と重症化して入院を要する症例がある。このような臨床像の違いの背景となる宿主因子はいまだ完全には明確になっておらず、重症化機序の解明は重要な課題となっている。今回我々は細胞実験系を用いてRSウイルス感染症の重症化因子を検証する。