胆道癌に対する内視鏡的ラジオ波焼灼術の免疫活性化機序―微小環境remodelingの解明―

• 研究課題/領域番号: 25K11232
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分53010:消化器内科学関連
• 研究機関: 和歌山県立医科大学
• 研究代表者: 北野 雅之 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (50314571)
• 研究分担者: 橋本 真一 和歌山県立医科大学, 先端医学研究所, 教授 (00313099) ; 糸永 昌弘 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (10612103) ; 田村 崇 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (40638748) ; 蘆田 玲子 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (90570581) ; 山下 泰伸 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (90612101)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 胆道癌 / ラジオ波焼灼術 / 内視鏡 / 腫瘍免疫 / 微小環境

研究開始時の研究の概要

胆道癌に対して内視鏡的胆管ラジオ波焼灼術（胆管RFA）を免疫チェックポイント阻害薬（ICI）治療に併用する臨床試験を実施し、その際に胆道癌生検組織の網羅的な細胞集団解析、単一細胞遺伝子発現解析、T細胞のクローナリティ解析により腫瘍組織微小環境を評価し、胆管RFAおよびICI併用により腫瘍組織微小環境がどのようにremodelingされているかを明らかにする。本研究により腫瘍微小環境と治療効果の機序が判明すれば、胆道癌に対する新たな免疫治療へと発展し、胆道癌治療の問題点を解決する糸口になることが期待される。