研究課題
基盤研究(C)
申請者はメカニカルストレス と炎症性シグナルに関与する介在板分子であるLeucine-rich single-pass membrane protein 2 (LSMEM2)を独自に見出し、心不全の有望な新規治療標的となることを明らかにしてきた。そして、 非糖鎖修飾型LSMEM2の蓄積が炎症惹起の鍵となることを見出した。本研究では「モデルマウスの心臓組織を用いた1細胞遺伝子発現解析により、非糖鎖修飾型LSMEM2による炎症惹起の分子メカニズム解明」「LSMEM2標的療法の適応となるバイオマーカー探索・同定」「心不全患 者組織とコホートデータを用いたヒトへの外挿性についての検証」を目指す。