研究課題
基盤研究(C)
特発性肺線維症(IPF)は、遺伝的素因に加齢・環境・喫煙などの外的要因が慢性的に加近年、進行性線維化を伴う間質性肺疾患 におけるニンテダニブの有効性が示され、診断・治療・新薬開発ストラテジーのパラダイムシフトとして特異性の高いバイオマーカー(BM)開発と更なる病態解明や治療が急務である。本研究では、国内最大規模のPRISMデータを活用し、阪大独自に導き出した新規PPFの鍵分子について、当科が確立してきたマルチオミクスやシングルセル解析を含む最新モダリティにより病態解明に加えて、新規BM (CDx) と紐づいた治療薬開発からPPFの個別化医療を目指す。