研究課題
基盤研究(C)
本研究は、在宅患者の行動をミリ波センサーを用いて解析し、急変や転倒などの危険行動や治療に伴う日常生活の状態変化(食欲不振、感染症罹患に伴うADL低下など)を検知し、早期の医療介入が可能になるシステムを開発することである。ミリ波センサーから照射した電磁波の反射波を点群データとして、位置、速度情報を取得し、点群データから人工知能を用いて骨格モデルを推定する。さらに骨格モデルから日常の動作や一連の動作、日常生活活動量を評価し、患者の診療情報(バイタルデータ、感染症の罹患、活動量の低下、採血データ)との相関を解析する。