クローン性造血を制御するエピゲノム制御因子の探索

• 研究課題/領域番号: 25K11664
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 横溝 貴子 東京大学, 医科学研究所, 特任助教 (40636867)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: クローン性造血 / CRISPR

研究開始時の研究の概要

骨髄異形成症候群(MDS)は造血幹細胞より発生するクローン性造血器腫瘍であり、造血不全症状を呈する高齢者に好発するがんである。近年、DNAメチル化やヒストン修飾などエピゲノム制御の破綻がクローン性造血およびMDS発症に深く関与することが認識された。本研究では、異常造血幹細胞がクローン拡大からMDS発症に至る分子機序を、CRISPRスクリーニングの系を用いて明らかにするとともに、疾患の治療または発症予防の方策についても併せて検討する。