赤血球MTX-PGのTDMにより関節リウマチ初期治療の個別化・最適化を目指す研究

• 研究課題/領域番号: 25K11704
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 平田 信太郎 広島大学, 病院(医), 教授 (90525461)
• 研究分担者: 吉田 雄介 広島大学, 病院(医), 助教 (60772051) ; 杉本 智裕 広島大学, 病院(医), 助教 (10848435) ; 石徳 理訓 広島大学, 病院(医), 助教 (50924932) ; 松尾 裕彰 広島大学, 病院(医), 教授 (60346385)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 関節リウマチ / メトトレキサート

研究開始時の研究の概要

メトトレキサート(MTX)は関節リウマチ(RA)に対する第一選択薬に位置付けられている。しかし、MTXの投与量設定は治療反応性と有害事象を監視しながら3-6ヶ月かけて至適投与量を探るため、発症初期の治療遅延に繋がっている。
本研究では、未治療早期RAの治療前および1年後の臨床データとマルチプル・アッセイによる血清サイトカイン・プロファイルの網羅的解析から難治群を類型化し、一方でHPLCによる赤血球MTX-polyglutamate (MTX-PG)定量により客観的なMTX用量設定を目指す。これらの融合により、RA初期治療の最適化 (precision medicine)を目指す。