気道上皮基底幹細胞における免疫記憶形成維持機構を介した性依存的喘息増悪病態の解明

• 研究課題/領域番号: 25K11710
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
• 研究機関: 東北医科薬科大学
• 研究代表者: 宮坂 智充 東北医科薬科大学, 医学部, 准教授 (50709912)
• 研究分担者: 大野 勲 東北医科薬科大学, 医学部, 特任教授 (00250762) ; 関 政幸 東北医科薬科大学, 薬学部, 教授 (70202140) ; 田中 宏幸 岐阜薬科大学, 薬学部, 教授 (70264695)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 気管支喘息 / 性差医学 / 気道上皮基底幹細胞 / 訓練免疫

研究開始時の研究の概要

気管支喘息は、成人男性に比べて成人女性において有病率が高く、女性の喘息患者さんは男性の喘息患者さんに比べて、重症化しやすいことが分かっている。本研究では動物実験やヒト由来細胞を用いて、女性の喘息患者さんに特有な重症化機序を明らかにし、より効果的な治療を提供するための基礎研究をおこなう。本研究では、女性患者さんの気道上皮基底幹細胞では、アレルゲンに曝露した後に喘息を重症化させるサイトカインが作られやすい状態が長くが続くため、女性の喘息が重症化するのではないかとの問いを解決する。