配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2027年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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研究開始時の研究の概要 |
最近, 申請者はマウスへの抗PrP抗体の投与により, IAV感染後のマウスの致死率が大幅に低下することを見出した。その機序として, 抗PrP抗体がマクロファージ(Mφ)に直接作用して, M1MφをM2Mφに分極させ, 感染初期のサイトカイン・ストームを回避することを報告した。これまでの新興感染症の予防にはワクチン, 治療は抗ウイルス薬に頼る現状ではウイルス変異株への対応は困難であり, 宿主由来の分子を標的とした治療薬の開発が望まれるが, 成功例はない。そこで本研究では宿主のMφを標的とした抗PrP抗体に代わる新興感染症の革新的(first-in-class)治療薬の開発を試みる。
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