研究課題
基盤研究(C)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌治療薬を患者に投与する場合は治療薬物モニタリング (TDM) が推奨され、タンパク質結合形と非結合形をあわせた総濃度が治療の指標として用いられている。一方、薬効を発現するのは血液中から感染発現部位に移行できるタンパク質非結合形薬物だけである。本研究は従来より用いられてきた総濃度のTDMから、薬効に直結するタンパク非結合形濃度を基盤に薬物投与設計を再考することを目的としている。