血管および脂肪組織由来内分泌因子Favineの作用解明と治療応用への基盤構築

• 研究課題/領域番号: 25K11784
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分54040:代謝および内分泌学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 小林 祥子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (80649111)
• 研究分担者: 福原 淳範 大阪大学, 大学院医学系研究科, 寄附講座准教授 (00437328) ; 加藤 恒 大阪大学, 医学部附属病院, 准教授 (20705214)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: Ｆａｖｉｎｅ / 動脈硬化症 / 肥満 / 糖尿病 / 老化

研究開始時の研究の概要

心血管疾患による死亡（心血管死）は世界中で増加傾向にある深刻な問題である。心血管死の主な原因は動脈硬化症であり、全世界人口の3割が動脈硬化症を有する。肥満や糖尿病では動脈硬化症が発症進展するが、その機序には依然不明な点が多い。また、血管の老化は、心血管疾患を惹起するのみならず、多くの臓器の機能障害と代謝異常を引き起こし、個体寿命およびQOLに大きく寄与する。本研究では申請者らの同定したFavine(fat/vessel/derived secretory protein)のさらなる作用解明を目的とする。