マルチオミクス解析によるアルドステロン産生腺腫の分子病態解明

• 研究課題/領域番号: 25K11808
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分54040:代謝および内分泌学関連
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 馬越 洋宜 九州大学, 医学研究院, 助教 (40741278)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円); 2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2026年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2025年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
• キーワード: 副腎 / シングルセル解析 / トランスクリプトーム / メタボローム / ステロイドホルモン

研究開始時の研究の概要

アルドステロン産生腺腫(APA)は原発性アルドステロン症の主因だが、その分子病態は未解明である。本研究では、シングルセルRNA-seq技術を軸としたマルチオミクス解析を用いて、APAにおける細胞集団の多様性と腫瘍微小環境を包括的に解析する。単一細胞レベルから病態進展機構、腫瘍微小環境の構築機構、および臨床的意義を明らかにすることで、APAの分子病態理解を深め、新規バイオマーカーや治療標的の同定に繋げる。