研究課題
基盤研究(C)
我々は、肝臓の糖新生に必須なアセチル化酵素であるGCN5が、K63型のユビキチン化修飾を受けることを見出した。本研究では、このGCN5のK63型ユビキチン化が、肝臓の糖新生においてどのような役割を持つのかを明らかにする。また、GCN5と関連すると考えられる脱ユビキチン化酵素DUBYに注目して、その機能を解析することで、GCN5のユビキチン化の制御メカニズムを解明する。最終的には、GCN5のユビキチン化制御の糖尿病に対する創薬標的としての可能性についての検討も行う。