食道癌微小環境における抗原提示性癌関連線維芽細胞に着目した腫瘍免疫制御機構の解明

• 研究課題/領域番号: 25K12034
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分55020:消化器外科学関連
• 研究機関: 大阪公立大学
• 研究代表者: 豊川 貴弘 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (40382105)
• 研究分担者: 笠島 裕明 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 病院講師 (10899678) ; 八代 正和 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (60305638)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2028年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
• キーワード: 食道癌 / 腫瘍免疫 / 微小環境 / 線維芽細胞 / 抗原提示

研究開始時の研究の概要

本研究は、食道癌における免疫チェックポイント阻害剤に対する治療抵抗性および耐性獲得の機序を解明し、その機序に基づく治療開発を目的としています。本研究では、癌関連線維芽細胞に着目し、腫瘍微小環境において癌関連線維芽細胞がどのように腫瘍免疫システムに関与し食道癌の進展や免疫チェックポイント阻害剤に対する治療抵抗性に関わっているのかを明らかにし、新規治療法を探索することを目指しています。本研究により、食道癌微小環境における癌関連線維芽細胞を介した癌細胞-癌線維芽細胞-免疫細胞の相互作用が明らかにされれば、その機序に立脚した新たな治療法の構築につながる可能性があると期待しています。