大動脈解離ステントグラフトシミュレーターを用いた偽腔血流の解析による術後形態予測

• 研究課題/領域番号: 25K12055
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分55030:心臓血管外科学関連
• 研究機関: 自治医科大学
• 研究代表者: 荒川 衛 自治医科大学, 医学部, 准教授 (30624647)
• 研究分担者: 住倉 博仁 東京電機大学, 理工学部, 准教授 (20433998) ; 岡村 誉 自治医科大学, 医学部, 准教授 (70438646)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 大動脈解離 / ステントグラフト内挿術 / 模擬循環回路 / シミュレーター

研究開始時の研究の概要

大動脈解離に対するステントグラフト内挿術は真腔から偽腔への血流の入り口であるentryの閉鎖による大動脈の偽腔消退が期待できるが、re-entryからの偽腔血流が残存し拡大、破裂する症例が一定数存在する。ステントグラフト内挿術を施行した症例の術前CT検査で大動脈解剖とentry、reentryの同定に加えて、これまでに開発した大動脈解離模擬循環回路でのステントグラフト留置前後の血流解析を組み合わせ、術後CT検査での実際の偽腔の形態変化をもとにステントグラフトによるentry閉鎖と残存偽腔血流、内圧による大動脈形態変化の予測を行う。