門脈系における血管内皮コロニー形成細胞塗布ステントの有用性

• 研究課題/領域番号: 25K12098
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分55030:心臓血管外科学関連
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 吉川 裕紀 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (60817097)
• 研究分担者: 塚田 実郎 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (50573276) ; 山本 洋輔 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (61003702) ; 小川 遼 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (31003767) ; 田村 全 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (50594602) ; 須山 陽介 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 放射線医学, 講師 (00594607)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円); 2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2025年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
• キーワード: 経皮的門脈形成術 / 金属ステント / 血管内皮コロニー形成細胞 / 門脈血栓症 / 門脈閉塞症

研究開始時の研究の概要

血管内治療で狭窄した血管を拡げるのに用いられる金属ステントは、その内腔に血栓が形成されて、再狭窄を生じることある。このため、ステント留置後には血液をサラサラにする薬を内服する必要があるが、しばしば出血性の合併症が問題となる。
近年、ステント内への血栓の付着を防ぐ目的で、ステントの金属が血管内皮で早期に覆われるような方法が開発された。動脈域での有効性が既に研究されているが、本研究では門脈という血流が遅い血管内においても、この細胞によって覆われたステントが有効性を示すかの動物実験を行う。