GLP-1受容体作動薬による糖尿病血管れん縮と血栓性狭窄の予防へ向けた基礎的検討

• 研究課題/領域番号: 25K12103
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分55030:心臓血管外科学関連
• 研究機関: 九州医療科学大学
• 研究代表者: 鳥取部 直子 九州医療科学大学, 薬学部, 教授 (70322576)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
• キーワード: 糖尿病 / 血管れん縮 / 血栓性狭窄 / GLP-1受容体作動薬

研究開始時の研究の概要

冠動脈疾患の主な外科的手術として冠動脈バイパス手術が行われる。バイパス手術で使用する血管の術中および術後のれん縮の防止と術後の血栓性狭窄の軽減が、グラフトの長期開存率の向上と予後の良好な長期成績結果をもたらす。本研究は、糖尿病血管れん縮および血栓性閉塞・狭窄に対するGLP-1（Glucagon-like peptide-1）受容体作動薬の効果について検証するため、糖尿病モデル動物を使用し、薬理学的にその効果を解明し、糖尿病血管れん縮と血栓性狭窄の予防を目指した薬理学的手段に関する有用な基礎的知見を提供することを目的とする。