研究課題/領域番号 |
25K12301
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
伊関 憲 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (70332921)
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研究分担者 |
後藤 薫 山形大学, 医学部, 教授 (30234975)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 麻酔感受性 / ジアシルグリセロールキナーゼ(DGK) / DGK-KOマウス |
研究開始時の研究の概要 |
麻酔の作用機序については現在、特異説と非特異説により説明がなされている。特異説は特定の受容体分子に麻酔薬が結合しニューロンの情報伝達を遮断すると考える一方、非特異説は脂質膜説とも呼ばれ、脂質二重層に麻酔薬が影響を及ぼすことにより、ニューロンの情報伝達機構を低下させるとするが、実際、麻酔薬は両者のメカニズムを介して作用を発揮すると考えられる。申請者らは、自らの動物実験で得られた「DGKファミリーのサブタイプにより麻酔感受性が異なる」という現象を手掛かりに、脂質膜に作用することにより細胞内情報伝達機構を制御するDGKは、麻酔機序の特異説と非特異説を結びつける分子起点となる可能性を検証する。
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