VHLを起点とする間葉系幹細胞の神経分化転写機構の解明とその再生医療への応用

• 研究課題/領域番号: 25K12327
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56010:脳神経外科学関連
• 研究機関: 聖マリアンナ医科大学
• 研究代表者: 菅野 洋 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 研究員 (40244496)
• 研究分担者: 村田 英俊 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (40398524) ; 中原 公宏 国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学成田病院, 准教授 (80279207)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2028年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 脂肪由来間葉性幹細胞 / 神経分化誘導 / 神経再生医療 / VHL

研究開始時の研究の概要

研究代表者はVHL蛋白が神経前駆細胞をニューロンへ分化させることを発見して以来, 種々の間葉系幹細胞にVHL遺伝子/蛋白を導入してニューロンへ分化誘導し、神経疾患モデル動物に移植して、症状改善を報告してきた。VHLを起点とする間葉系神経分化転写機構は少しずつ解明されているが、VHL-JAK-STAT経路のみしか証明されていない。脳卒中患者への幹細胞の神経分化後の移植は行われていない。本研究では、VHLを起点とする神経分化転写機構の全体像を解明し、得られた知見から脂肪由来幹細胞をニューロンへ分化誘導し、神経疾患モデル動物に移植して再生効果を検討し、実際の神経再生医療への応用を目指す。