くも膜下出血後の再出血に潜む脳内環境の解明

• 研究課題/領域番号: 25K12386
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56010:脳神経外科学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 寺西 邦匡 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (61002837)
• 研究分担者: 尾崎 友彦 大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任助教(常勤) (00723123) ; 山崎 弘輝 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (30995890) ; 高垣 匡寿 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (70724433) ; 中村 元 大阪大学, 大学院医学系研究科, 講師 (80533794)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: くも膜下出血 / 再破裂 / 早期脳損傷

研究開始時の研究の概要

くも膜下出血（SAH）後の再出血は、生命予後を著しく悪化させる要因であるが、その際の脳内環境については未解明である。本研究ではマウスを用いてSAH後再出血モデルを新たに確立し、初回出血モデルと比較することで、再出血に特異的な早期脳損傷（early brain injury; EBI）の実態を多角的に解析する。神経所見、脳浮腫、血液脳関門破綻、炎症反応、免疫細胞動態、遺伝子発現を指標とし、再出血時における脳内の環境を明らかにすることで、新たな治療法開発への基盤を築くことを目指す。