研究課題
基盤研究(C)
先天性横軸形成障害(上肢欠損)により生じる機能障害に対し義手を適応するが、可能な限り自分が手指を動かすと指令を加えたときに義手の手指を動かせるようにしたい。この問題を解決すべくパターン認識を含む個性適応型制御(AI技術)を搭載しかつ低コストの筋電義手開発を進める。また実際に患児に義手を装着してもらい、うまく動機づけしながらリハビリテーションを行い、効率の良い動作を筋電義手に与える。また機能評価を行い、その結果より装着至適年齢等を検討して行く。これらの研究は主に筋電義手の開発研究に携わっている工学系の研究室との連携を取りながら遂行し、開発途上国の医療支援を通じ、世界市場への展開も視野に入れたい。