研究課題
基盤研究(C)
研究実施者はMRエラストグラフィ(MRIで硬さを画像化)技術にDixon法(水画像・脂肪画像を得る)を融合したDixon-MREを具現化・実証している。本研究ではこのDixon-MREにFRACTURE(MRIを利用した疑似X線CT画像法)を組み合わせた、新しいMREパルスシーケンスを開発することで、弾性率、水分量、脂肪量、断面積、骨形状などを一連のスキャンで同時に収集する。これにより「より多角的な定量画像」が得られるので、より確度の高いサルコペニア画像診断を可能にする。また「より多角的な定量画像」は従来の骨軟部画像診断技術の精度向上にも寄与する。