研究課題
基盤研究(C)
ミトコンドリア投与による脳梗塞後遺症軽減、機能回復療法の開発を目指し、さらには「テーラーメイドミトコンドリア」の作成行い、実臨床に応用する。そして、糖尿病モデルや、ミトコンドリア機能不全マウスのミトコンドリアを脳梗塞急性期後半(発症から3日目より)投与すると、発症後14日目でのミトコンドリア投与による後遺症改善効果が消失することを確認した。このような研究背景から申請者は、「ミトコンドリアの質の変化」にさらに着目している。本技術開発は、被験者の血小板中のミトコンドリア活性を指標としたロコモティブシンドロームの発症前マーカーとしての診断応用に繋げることも可能と考える。