線維芽細胞亜集団に着眼した前・初期変形性股関節症における疼痛機序の解明

• 研究課題/領域番号: 25K12536
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56020:整形外科学関連
• 研究機関: 北里大学
• 研究代表者: 福島 健介 北里大学, 医学部, 講師 (30383615)
• 研究分担者: 内田 健太郎 北里大学, 医学部, 講師 (50547578) ; 佐藤 雅 北里大学, 医学部, 講師 (40611843) ; 小寺 義男 北里大学, 理学部, 教授 (60265733)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 前初期変形性股関節症 / 線維芽細胞 / 疼痛

研究開始時の研究の概要

単純X線画像上で明らかなOAを伴わない、あるいは軽度でありながら股関節痛を主訴とする若年、中高年の前股関節症・初期OA (Early hip OA, EHOA)患者の疼痛メカニズムの解明を行う。本研究では、前股関節症・初期OA（EHOA)患者の滑膜組織における 1. 線維芽細胞(Fb)亜集団の同定と 2. 疼痛、中枢感作との関連性を検討する、3. Fb亜集団の機能を解析する。股関節は人体最大の荷重関節であり、若年、中高年患者における股関節部の疼痛機構の解明は生活の質、日常生活動作のみならず社会活動、スポーツ活動に大きなインパクトをもたらす。