CRP-LOX1 axisがMDSCの免疫抑制能とPD-1/PD-L1阻害薬の効果に及ぼす影響

• 研究課題/領域番号: 25K12710
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56040:産婦人科学関連
• 研究機関: 兵庫医科大学
• 研究代表者: 上田 友子 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (50793585)
• 研究分担者: 馬淵 誠士 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (00452441) ; 鍔本 浩志 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (80340975) ; 谷口 路善 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (80963868)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 免疫チェックポイント阻害剤 / LOX-1 / C-reactive protein / MDSC

研究開始時の研究の概要

免疫チェックポイント阻害薬（以下ICI）が難治癌の予後改善に寄与するには耐性化機構の解明と克服が必要である。MDSCは幼若な好中球様の骨髄由来細胞であり、CD8陽性T細胞を抑制し、癌の治療抵抗性にも関与する。最近、Lectin-like oxidized LDL receptor-1(LOX-1)がMDSCの表面マーカーであり免疫抑制能に関与が報告され、CRPとも結合することが報告されている。本研究では、ICIを投与した子宮頸癌症例を対象に、CRPおよびLOX-1陽性MDSCが治療効果に与える影響を明らかにすると共に、免疫抑制能に与える影響をIn vitroおよびIn vivoで検討する。