後天的エピゲノム変動と老化ランドスケープ制御を用いたドライアイの克服

• 研究課題/領域番号: 25K12857
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56060:眼科学関連
• 研究機関: 順天堂大学
• 研究代表者: 猪俣 武範 順天堂大学, 医学部, 准教授 (10645667)
• 研究分担者: 早野 元詞 東京理科大学, 研究推進機構総合研究院, 准教授 (30593644) ; 倉島 洋介 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (30729372) ; 中尾 新太郎 順天堂大学, 大学院医学研究科, 教授 (50583027)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: ドライアイ / エピゲノム / 老化ランドスケープ / T細胞 / 免疫老化

研究開始時の研究の概要

ドライアイは本邦で2,000万人が罹患する最多の眼疾患である。その上「老化」疾患であり、超高齢社会において増加が予想される。ドライアイの原因として涙液層の安定性の低下や高浸透圧による眼微小環境 (ドライアイ眼微小環境) の変化によるT細胞を中心とした炎症や免疫反応の関与が明らかになってきた。ただし、老化疾患であるドライアイにおけるT細胞老化や、それらの分子理解としての遺伝子およびエピゲノム変動のメカニズムは解明には至っていない。本研究では、後天的エピゲノム変動によるドライアイ制御の理解、老化ランドスケープによる後天的・動的老化の可視化、老化ランドスケープ制御によるドライアイの病態理解を行う。