健常乳児頭蓋顔面モデルを用いた頭蓋顔面形態の三次元的評価法の開発

• 研究課題/領域番号: 25K12922
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56070:形成外科学関連
• 研究機関: 国立研究開発法人国立成育医療研究センター
• 研究代表者: 鎌田 将史 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 小児外科系専門診療部, 医師 (60815950)
• 研究分担者: 彦坂 信 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 小児外科系専門診療部, 部長 (00383844)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 頭蓋縫合早期癒合症 / 相同モデル / 三次元的評価

研究開始時の研究の概要

頭蓋縫合早期癒合症は頭蓋縫合が早期に癒合し、脳の発育阻害と頭蓋変形をきたす。代表的な治療法である内視鏡補助下縫合切除術では、生後6ヶ月未満に頭部の小切開のみで実施し、低侵襲かつ早期に頭蓋内容積と頭蓋変形の改善が得られる。特に合併疾患を有する症候群性頭蓋縫合早期癒合症では、高度な頭蓋変形と共に眼窩上縁から鼻根部の陥凹が改善し、自然な頭蓋顔面形態に近づくことを経験する。しかし、症候群性頭蓋縫合早期癒合症に対する本術式後の頭蓋顔面形態に関する報告は少ない。そこで本研究では、症候群性頭蓋縫合早期癒合症に対する本術式後の整容的評価と健常乳児頭蓋顔面モデルと比較する新規手法の考案を実施する。