細胞移植とオートファジー活性の調整による神経再生の質的向上の試み

• 研究課題/領域番号: 25K12934
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56070:形成外科学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 尾上 貴紀 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (41001457)
• 研究分担者: 大谷 直矢 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (00882268)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 脂肪由来幹細胞 / オートファジー調節

研究開始時の研究の概要

本研究の概要は、ラットの脂肪組織由来幹細胞（ASC）と、ASCから分化誘導したシュワン細胞様細胞（SCLC）を用いて、末梢神経損傷に対する神経移植におけるオートファジー機構の関与を評価する。オートファジー誘導剤・阻害剤の使用や、RNA干渉によるオートファジー関連因子のノックダウンを通じて、オートファジーの調整が移植細胞の生着や神経再生に及ぼす影響を検証する。in vivo studyではラット坐骨神経損傷・神経移植モデルを用いて、オートファジー活性の調整が末梢神経再生の質的向上に寄与し得るかを解明する。