感作相から惹起相への分子機構の解析による金属アレルギー診断法開発への基盤研究

• 研究課題/領域番号: 25K12988
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分57020:病態系口腔科学関連
• 研究機関: 徳島大学
• 研究代表者: 小池 一幸 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 助教 (10618060)
• 研究分担者: 松香 芳三 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (90243477) ; 細木 真紀 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (10228421) ; 田島 登誉子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 徳島大学専門研究員 (80335801) ; 宮城 麻友 徳島大学, 病院, 診療支援医師 (20625719)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2028年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 金属アレルギー

研究開始時の研究の概要

金属アレルギーはT細胞が関与する遅延型過敏反応であるが、現在の主要な診断法であるパッチテストでは感作の有無のみしか判定できず、実際の発症リスクを正確に測ることが難しいのが課題である。本研究ではマイクロRNAとT細胞の機能を解析し、低侵襲かつ高精度な診断法を確立することを目指す。これにより不必要な歯科金属除去を防ぎ、患者の負担軽減や新たな金属アレルギー治療法の開発にも寄与することが期待される。