口腔がん細胞の顎骨浸潤に対するLH2関連分子ネットワークの解明と制御薬剤の開発

• 研究課題/領域番号: 25K13142
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分57060:外科系歯学関連
• 研究機関: 千葉大学
• 研究代表者: 中嶋 大 千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (50431747)
• 研究分担者: 福嶋 玲雄 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (00833576) ; 鵜澤 一弘 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (30302558) ; 齋藤 智昭 千葉大学, 大学院医学研究院, 助教 (40833554) ; 笠松 厚志 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (60375730)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: リシン水酸化酵素 2 / 口腔癌 / ATAC-seq

研究開始時の研究の概要

本研究申請者の教室で作製した骨特異的なLH2 conditional knockout mice (LH2F/F OC-Cre mice:bsLH2-cKO) を用いた癌浸潤モデルでは，bsLH2-cKOの大腿骨骨髄細胞の分泌タンパクの異常な発現亢進および移植された癌細胞のドラマティックな骨浸潤能の増加を捉えた。そこで，本申請研究では，bsLH2-cKOを用いた口腔癌細胞の顎骨浸潤モデルを作製し，エピジェネティックな変化にも注目した多角的な解析を行うことで，口腔癌細胞の顎骨浸潤メカニズムを解明し，新しい制御薬剤の同定ならびにそれを応用した治療法の開発を考えている。