骨－神経間クロストーク解明による新規顎骨再生治療の開発

• 研究課題/領域番号: 25K13164
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分57060:外科系歯学関連
• 研究機関: 名古屋大学
• 研究代表者: 藤尾 正人 名古屋大学, 医学系研究科, 講師 (90612804)
• 研究分担者: 山口 聡 名古屋大学, 医学系研究科, 助教 (70778670) ; 日比 英晴 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (90345885)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 骨再生 / 神経

研究開始時の研究の概要

顎骨の区域欠損に対する再建は、口腔外科領域における重要な臨床的課題である。デジタルデバイスの開発・普及により、顎骨の複雑な形態を忠実に再現することができるようになっている。しかし、再建には自家骨が必要とされ、組織採取に伴う侵襲や、機能障害は依然として解決されていない。本研究は、骨－神経間のクロストークに着目し、大規模骨再生中におけるその役割を明らかにする。生体内で観察される大規模骨再生現象である骨延長治癒過程における、神経－血管－幹/前駆細胞の相互関係を明らかにし、それらを応用した新しい顎骨再生治療の開発に結び付けたい。