研究課題
基盤研究(C)
合成カンナビノイドを新型タバコで使用可能な形状に加工し、新型タバコにより電気的に加熱して発生した蒸気を吸引することで、乱用者が合成カンナビノイドを摂取することが考えられる。新型タバコでは約30~350℃程度にしか加熱されず、新型タバコによる加熱で合成カンナビノイドが熱分解するのか、熱分解せず残存するのか、または予期しない生体影響を示す恐れのある未知の化合物に化学変化するのか分からない。そこで本研究では(1)新型タバコで使用可能な形状に合成カンナビノイドを加工し、(2)新型タバコによる加熱で発生した蒸気を回収し、(3)新型タバコによる合成カンナビノイドの熱分解、未知化合物の有無を確認する。