原発性胆汁性胆管炎の予後に関する分析疫学研究

• 研究課題/領域番号: 25K13612
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
• 研究機関: 大阪公立大学
• 研究代表者: 近藤 亨子 大阪公立大学, 事務局, 技術職員 (80420727)
• 研究分担者: 大藤 さとこ 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (70433290) ; 福島 若葉 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 教授 (70420734) ; 松浦 知香 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 助教 (50623237)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円); 2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
• キーワード: 疫学 / 指定難病 / 原発性胆汁性胆管炎 / 臨床経過 / リスク因子

研究開始時の研究の概要

原発性胆汁性胆管炎（PBC）は、慢性進行性の指定難病である。有病率と罹患率は近年増加傾向を示している。わが国では、厚生労働省が、指定難病医療費助成申請（新規・更新）時の患者臨床情報を収集しており（指定難病患者データベース）、年度毎に管理されているが、年度間の情報連結は行われていない。本研究では、PBC患者の指定難病患者データベースを利活用し、各年度のデータを患者ごとに連結して縦断データベースを再構築する。再構築されたデータベースを用いて、日本のPBC患者の臨床経過を明らかにし、追跡期間を考慮した予後不良に対するリスク因子を分析する。研究成果は、PBC患者診療の根拠となり、貴重なエビデンス提供が期待できる。