研究課題
基盤研究(C)
日本では年間約1000人の子どもが予防可能な原因で死亡している。その予防法を提言する施策の1つがチャイルド・デス・レビュー(CDR)であり、社会実装には全国のデータを収集・解析する体制の構築が必要である。本研究では体制構築に資するために、データ入力者が手軽にアクセスでき、データ入力にかかる時間的・人的コストが低く、推定される死亡原因をデータ入力者に提供するデータ利活用platformを開発する。このplatformが有する特徴は入力者の利用モチベーションを高められる。なお、蓄積されたデータは疫学研究の二次資料としても活用できるので、本研究成果は子どもの死亡を予防する施策への貢献も期待される。