研究課題
基盤研究(C)
本研究は、事件・犯罪での性的行為の立証に重要な体液(膣液、精液、唾液など)の存在を証明する検査法の確立を目指し、各体液に特徴的なDNAメチル化状態をキャピラリー電気泳動でピークとして検出することで証明する(MDFS法)。既に開発済の膣液証明用MDFS法の改良としてピークの分離不良が起こるマーカーの改善を試み、未開発の唾液では検査に利用可能なマーカー領域を選別しMDFS法による唾液の証明を検討する。さらに、実際の鑑定資料を模したサンプルを用いて、本検査法の有用性を評価する。