End-of-Lifeにおける輸液の実態調査と意思決定支援：看護師主導の指針開発

• 研究課題/領域番号: 25K13892
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分58060:臨床看護学関連
• 研究機関: 名古屋市立大学
• 研究代表者: 和田 咲子 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (51010334)
• 研究分担者: 長谷川 貴昭 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (20798524) ; 明智 龍男 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (80281682) ; 菊池 志乃 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (90865685)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2029年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2028年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
• キーワード: 輸液療法 / エンドオブライフ / がん終末期 / 終末期ケア / 意思決定支援

研究開始時の研究の概要

終末期ケアにおける意思決定支援は、看護師の重要な役割の1つである。特に終末期の輸液に関しては、行うか否かを推奨する科学的根拠が乏しく、患者の価値観を尊重し、最善の選択を考える必要がある。しかし、輸液の心理的側面についての知見は少なく、意思決定支援に難渋することが多い。そこで我々は、終末期の輸液に関する心情調査および看護師による意思決定支援に役立つツールの作成が必要と考えた。本研究では、A. スコーピングレビューにより患者・家族が重要視する価値観を調査したうえで、B. 患者・家族・医師・看護師の輸液の意思決定に関する実態調査を行う。結果をもとに、C. 看護師主導型の意思決定支援の指針を作成する。