研究課題
基盤研究(C)
我々は、研究チームが開発した自動車運転認知行動評価装置に視線解析を導入し、半側空間無視の模擬運転テストを開発している。模擬運転中における右脳損傷者の視線の特徴として、危険回避時に視認応答の遅れが生じる。我々は、この反応を定量化する技術を確立し、それを応用することで、ドライビングシミュレータを用いた右脳損傷者の運転適性評価の開発を目指している。さらに、本研究の核心となる技術をさまざまなドライビングシミュレータへ適用することで、運転適性評価への幅広い活用が期待できる。