呼気筋トレーニングが誤嚥性肺炎患者の嚥下摂食機能に与える効果：RCTによる検証

• 研究課題/領域番号: 25K14536
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分59010:リハビリテーション科学関連
• 研究機関: 名古屋市立大学
• 研究代表者: 中野 暁子 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (70906578)
• 研究分担者: 堀内 実 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (40979936) ; 大久保 仁嗣 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (70408144)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円); 2028年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2027年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 誤嚥性肺炎 / 呼気筋トレーニング

研究開始時の研究の概要

近年、器具を用いた呼気筋トレーニングが、脳梗塞後やパーキンソン病患者の嚥下機能を改善することが報告された。実際に誤嚥性肺炎を発症した患者での有用性を調べた研究は過去になく、今回パワーブリーズ群と対照群にわけて3週後の代替栄養を使用しない割合を比較するランダム化比較試験を立案した。本研究で良好な結果が得られれば、誤嚥性肺炎の新たな治療法として普及し、国際的な標準的補助療法に繋がることが期待される。