研究課題
基盤研究(C)
高齢化が進む日本において,健康寿命を延ばし平均寿命に近づけることが課題となっている.健康寿命を延ばすには継続した適度な運動が必要である.ジョギングや散歩は気軽にできるが,様々なリスクが懸念されるため,制限されていることが多い.サドル型デバイスは,着座で上体を支持し体重が免荷可能なため,安全性が高く運動負荷が幅広く調整でき,高齢者の運動に適する.VRとの親和性も高いため,モチベーションを高め,運動機能の維持向上,社会参加の増加,心身機能向上に効果が期待できる.本研究では,サドル型デバイスを用いた運動負荷の検証を行い,VRを用いた運動システムを開発し,高齢者に最適なスポーツシステムを開発する.