研究課題
基盤研究(C)
本研究は、不活動期間後の骨格筋量・筋力の回復を促進させる方法について、ミトコンドリア適応に着目して探索する。不活動による骨格筋量・筋力低下の要因の一つとして、ミトコンドリアの変容が関わる可能性が示されている。一方、運動、特に持久的運動はミトコンドリア変容を改善する。予備検討にて、①不活動期間中の骨格筋ミトコンドリアの量的減少を活動可能な部位での運動で低減できること、②過去に運動経験があると、再度運動を実施した際のミトコンドリア適応が一部促進される結果を得た。そこで、①不活動期間中の活動可能な部位での運動②不活動期間前の運動経験による効果を検証する。