研究課題
基盤研究(C)
水泳では速く泳ぐほど泳者の推進を妨げる力(抵抗力)が大きくなるため、その力を小さくするための“技”の獲得が重要である。本研究の目的は、4泳法(バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロール)全てに共通及び各泳法に特有の「抵抗力を小さくする“技”」を、流体力学と水泳動作の視点から明らかにすることである。この目的の達成は、水泳の研究・指導現場に対し、4泳法に共通及び各泳法に特有の低抵抗に関わる「身体部位」「動作局面」について、「流体力学×泳動作」に基づく観察視点の提供を可能にする。