研究課題
基盤研究(C)
暑熱環境では、代謝マネジメントが不良になりやすい。代謝機能異常の是正には身体活動の促進が欠かせないが、その代謝反応として体温上昇や熱ストレスの増大を伴い、熱中症や心血管疾患のリスクを高めてしまう。そこで、暑熱環境でも安全に実施可能かつ代謝機能改善に有効な運動方法の開発が課題となる。本研究では、寒冷暴露下での運動が、糖尿病や肥満症などの代謝機能異常の是正に寄与する標準的な治療の一つになるなど、人々の健康増進や病態管理に大きく貢献する手段になるかを臨床的に検証する。