研究課題
基盤研究(C)
助走を用いて片脚で踏み切り、高く跳躍する際には各個人ごとに最適な助走スピードが存在し、一定以上の助走スピードでは跳躍高が低下する。このような跳躍高の獲得とその限界スピードに影響する下肢関節の筋力や下肢筋群の形態的特徴は十分に明らかになっていない。また、それらに身体の発達がどのように影響するかも解明されていない。そこで本研究では、陸上競技の走高跳を専門とするトップ競技者と中高生競技者を対象として、助走を用いて片脚で踏み切り高く跳ぶための下肢関節筋力および下肢筋群の形態的特徴を解明すること、中高生アスリートがより効率的に助走片脚跳躍のトレーニングを行うための知見を得ることを目的とする。