研究課題
基盤研究(C)
局所的な血流制限下の筋収縮では力覚が増大し、それには皮質脊髄路興奮性低下が関与している可能性が指摘されている。にもかかわらず、血流制限下と自然血流下のMVCには違いはない。つまり、血流制限下のMVC発揮中の運動細胞への神経入力は自然血流下のそれよりも大きいことになる。なぜなら、その低下を補完できなければ血流制限下のMVCは自然血流下のそれよりも小さくなるからである。本研究では、運動システムの潜在的な活動特性を鑑み、力覚増大をともなった血流制限下の筋収縮中の運動システムの活動状態を調べる。