研究課題
基盤研究(C)
本研究は、若年成人期(19歳~25歳)の男女スポーツ選手30名以上(男性: 15名以上、女性: 15名以上)を対象とし、心肺持久系機能、ステロイドホルモン濃度(エストロゲン濃度)及び持久的運動後のDNA修復能に基づいて、至適選手起用とそれに伴うチームビルディングにおける判断基準の検討を目的とする。仮説の検証として、DNA修復能が高く、無酸素性作業閾値が高強度で起こる選手程、疲労困憊になりにくいことが予想される。また、期待される効果として、性差に基づく包括的な至適選手起用とそれに伴うチームビルディングの判断基準を、非侵襲的な方法で確立するための基礎的データが得られる。