研究課題
基盤研究(C)
骨格筋肥大はサルコペニア、フレイル予防に必要不可欠であり、そのメカニズムの解明が今日の高齢化社会において重要である。申請者は骨格筋細胞から機械的伸展刺激により分泌される細胞外小胞が、骨格筋の糖代謝を制御していることを発見し、報告してきた。骨格筋は糖消費の最大臓器であり、サルコペニアと糖尿病は密接に関連している。そこで、本研究は機械的伸展刺激により得られる細胞外小胞が骨格筋肥大をどのように制御するのかを明らかにし、サルコペニア、フレイル、生活習慣病の予防・改善方法に応用することで、寝たきりゼロ社会をもたらす基盤研究を遂行する。